2週間限定ということで、公開された、マイケル・ジャクソンの映画、THIS IS IT を観てきた。(4週間に延期されたみたいですね)
我々アラフォーには、まさに King of Pop の称号がふさわしい存在。そんな彼は、ロンドンでの再起のライブステージを準備していた。。。残念ながら、彼は、そのステージに立つ前に天に召されたのはみなさんご承知のとおり。THIS IS ITは、そのリハーサル風景を映画にしたもの。
この映画を観て、多くの人が、MJのすばらしさを語っています。MJの作品を完璧に再現しようとする姿勢、ファンにたっぷり楽しんでもらおうというショウマンシップ、まさに真のエンターテイナーの姿です。ファンの期待を裏切らないステージにすべく、ひとつひとつ、MJ自身が細かなことまでみなに指示を与えていました。スタッフに向かい、しずかに「I love you」、「God bless you」とささやくMJ。MJの周りの人への心遣い、またその逆で、スタッフらのMJへの気遣い。完璧を目指そうとするMJとそれに応えようとするスタッフ。この辺りは、他の方の感想をいろいろググッてみていただければ、わかると思います。
私が痛いほど感じたのは、スーパースターの孤独。私のような凡人と一緒にしてはいけませんが、一人の人間ならば、睡眠障害くらいなっても当然だなと。。。
私が観た土曜の初回。みな、しずかに、物音たてずに、じっとスクリーンを見つめ、MJの姿を目に焼き付けていました。みな私と同じように、追悼の気持ちで観ていたのでしょう。終わっても、みんなじっとして、拍手すらありませんでした。私の隣に座っていた女性は、涙をハンカチで押さえていました。
このような映画は、本来、リズムをとり、口ずさみ、身体を動かして観たいと思いますよね。それには、まだ歳月がかかるのでしょうね。
映画のできとしては、メイキングビデオですから、これが限度と思われます。いくらスタッフが盛り上げていても、何万人もの大観衆とそれに応えるMJの姿を見られるわけではありません。ミュージックビデオとしてみるならば、これまでのPV集でも観た方が、完成度は高いです。
やはり、生でステージを観たかったというものです。
映画を観た勢いで、買ってしまったMJの新曲"THIS IS IT"入りのサントラアルバム。
各所に賛否両論出ているようです。サントラ盤としてみると、映画では、もっと多くの曲が使われていたので、不満をおぼえる人がいるようです。映画からのライブ音源がないことも、このアルバムの評価を下げています。しかし、完璧主義のMJのことですから、リハーサルの音源など、出して欲しくなかったと思います。彼のベストアルバムの一つと考えればいいのではないでしょうか。これはこれでいいのでしょう。